ジャニオタ15年選手がNU'ESTに落ちるまで――①GOT7からプエクずぶずぶ期
私の人生はジャニーズで出来ている。
そう言っても過言ではない生粋のジャニーズオタクです。卒論もジャニーズ、就活もジャニーズトーク。たぶんこれだけで知り合いにはバレる。
そんなオタクですが、最近韓国の男性グループNU'ESTにドハマりしています。10月に発売されたミニアルバム「The Table」が最高すぎて、自分のために全種買うのはもちろん、さらに買い足して友人らに配布していました。
音楽番組を見るのに加え、You Tubeで過去の動画を見返しコンサートの円盤も見て5人ともかわいいな~~と幸せな気持ちに浸る日々です。独学で始めた韓国語の勉強もなんだか楽しくなってきました!
未知の世界に飛び込んだのはとてもひさしぶりのことで、ワクワクしています!
ということで、これまでK-POPに縁もゆかりもなかったジャニオタが、なぜNU'ESTにたどり着き、ハマったのか書き残してみようと思います。いろいろと寄り道(?)をしているので3回くらいに分けます。
①ジャニーズで出来ている人生
まず自分の紹介を少し。
母がジャニーズ好きだったため、生まれたときからジャニーズに囲まれて暮らしていました。
初めて手元に置いたグッズは木村くんのカード。
幼いころは光一くんと剛くんどっちも好きで、嵐がデビューしたときはニノにはしゃぎ、土曜日はガキバラを見て過ごし、プリングルスのCMで山Pに惚れ、そうこうしているうちにNEWSがデビューし、YOU&J(NEWS、KAT-TUN、関ジャニ∞)に青春を捧げました。
一時お休みしましたが、2014年のある日、ジャニーズJr.の松村北斗くんを知り、そこからは彼を追いかける日々を過ごしています。余談ですが、来年1月22日に彼が所属するSixTONES(ストーンズ)がCDデビューしますので、何卒よろしくお願いします…!
また、重度のシンメ厨でもあります。ジャニーズ特有の文化なので換言するのは難しいですが、しいて言うならケミ的なものですかね。関係性という物語を読み解くのが楽しくてとても好き。
そんなオタクとして生きてきました。
正直、いつからオタク人生を歩み始めたと言っていいのか難しいなと思っているのですが、自分のお金で初めてCDを買ったのが2004年だったのでそこを起点としました。
そんなオタクがK-POPにハマり始めたのは2019年6月。約半年前のことです。
②2019年6月上旬、GOT7「Lullaby」に出合う
突如K-POP沼にドハマりした母のオタ活に付き合い渡韓した今年6月。
ホテルでテレビ番組を適当に流していたら、同じ曲のMVが3曲に1回くらいのペースで流れてきたんですね。当時の私は韓国のアイドルのことは全く知りませんでした。
でも、何回も流れてくるので気になったんです。誰の、何という曲なのか。
調べたところ、GOT7というグループの「ECLIPSE」という曲らしいことがわかりました。
好みの曲調だったのと、あんなにMVが流れるということは人気のグループなのかなと興味が湧き、帰りの機内で曲を探していたらGOT7のアルバムが収録されていたんですね。
その1曲目が「Lullaby」だったんです。
これがすごくよくて、日本に着くまでずっと聞いていました。帰国してからもYou TubeでMVをずっと見ていました。
K-POP界隈のことはよくわかんないけど、とにかく「Lullaby」めちゃくちゃいいな!という気持ちでいっぱい。
②PRODUCE X 101グループバトル「Lullaby」に出合う
関連動画って恐ろしいシステムですよね。沼が広がる。本当に怖い。人生狂う。
その関連動画で出合ってしまいました。
プエクの「Lullaby」に。
PRODUCEシリーズについては友人から話を聞いていたので多少は知っていましたが、いかんせんK-POPアイドルにそれほど興味がなかったので特に見たり調べたりはしなかったんですね。
だから、練習生たちのレベルの高さに驚いたんです。
ジャニーズでもよくあります。先輩の曲をJr.がカバーするというのは。もちろんいいパフォーマンスだなと思うことも多いのですが、なんか違うなぁと思うことも正直多々あって。
でも、プエクの「Lullaby」はそれがなかった。とにかくみんな歌がうまいし、パフォーマンスもまとまっていて本家とは違う良さがあったんです。これもたくさん見ました。
関連動画の罠はこれだけにとどまらず、決定的な動画に私を導きました。
③ソン・ユビンとキム・グクホン、同じ事務所同じグループの絆に涙
「Lullaby」チーム、実は一度目の収録でトラブルがあったんです。メインボーカル、ソン・ユビンのマイクが途中で切れてしまい、音声が入らくなってしまいました。
対戦チームにはユビンと同じ事務所、同じグループで活動していたキム・グクホンがいました。
パフォーマンスが終わり、ステージに登場したグクホンが見せたのは涙。
「本当に練習を頑張ってきた。実力があるのに、それを発揮しきれなかったなんて…」。
それを慰めるチームメイト。グクホンの元に来たユビンを、声を上げて泣きながら「本当にお前はよくやったよ」と抱きしめてあげます。
そして、グクホンたちのチームは話し合い、ララバイチームの再演を認めます。
この一連の流れを翻訳してくださった動画を見てしまったんです。関連動画で。
もう、彼らのことを何も知らないのに大号泣。あまりにも心が清らかすぎて、こんなに素晴らしい子がいるのかと感動してしまいました。
私はこの子たちのことをちゃんと知らなければいけない……!!!!!
謎の使命感に駆られ、ついにプエクの履修を始めることになります。
ガッセの「ECLIPSE」を知ってからここまで約1週間。
④PRODUCE X 101にすべてを持っていかれた1か月半
履修し始めたら止まらなくなり、気づいたら深夜2時、3時の日を2日過ごし、6話分を見終えました。
オタク、心の声が漏れる。
Abemaの無料配信で我慢できればよかったのですが、どうしても待ちきれず7話前にMnetに課金。字幕がないと何を言ってるかわからないのに、とにかく早く展開が知りたくなってしまいました。
そうしたらもうズブズブハマるのみ。ツイッターのアカウントを作り、壁打ちしたりフォロワーさんとわーわー話したりしているうちに朝5時、という日々を過ごします。プエク見たりプエクのことを考えたりする間に人間活動を行っているという有り様!
プデュってうれしいも悲しいもたくさんで本当に情緒不安定になる地獄のコンテンツですよね!(といいながら日プも見ている)
そんな中、ニュイ沼への布石①だったのかなという出合いを果たします。ポジション評価で課題曲となったWanna Oneの「보여(Day by day)」です。
初めて聞いたのは練習生たちが編曲したバージョンでしたが、メロディーが素敵な曲だなぁと思い、すぐ原曲を聞き、歌詞と和訳に当たってみました。
そうしたら、今でも理由はわからないんですが涙が止まらくなってしまったんですね。ひとりでいる情景を積み重ねていくAメロの歌詞の切なさかなぁ……とにかく、ボヨに心を鷲掴みにされてしまい、ひたすら聞いていました。
まじでしばらくボヨのことしか考えられなくなりました。歌詞の解釈をして過ごす日々。聞きすぎてWanna One好きになるのかなと思ったほど。
このころの私、何もわかってないな!!!!!!!!!
ただ、ここからWanna Oneを履修し始めることはなく、プエクの展開に一喜一憂、順位発表のたびに号泣しながら6、7月を過ごしました。
コンセプト評価の追い出しターンがつらすぎて無理を言う。
練習生たちにどんどん情が湧いてきて選ぶのが難しくなる。ケミに沸くのはシンメ厨の性なのでしょうか……
第3回順位発表式で号泣。同じ回にメイクレッスン、運動会、順位発表式、デビュー評価レッスンが放送されて情緒が大変なことになりました。
ちなみにデビュー評価の少年美とコンセプト評価のSuper Special Girl、MOVEは本当に最高で優勝してるのでぜひご覧ください……!
★少年美
年上女性に向けて歌った曲。
「あなたが思うほど子どもじゃないよ」「僕の少年美に溺れて」などキラーセンテンス続出のヤバヤバのヤバな曲。白シャツに黒のパンツという衣装も最高。しかも途中で腰からリボン出してくる。ヤバイ。この映像は棺桶に入れてほしい。
しばらく少年美中毒になりました。チッケムくれ!!!!!!!!
★Super Special Girl
(本編のカメラワークがアレなので)エムカバージョンで。歌もダンスもバキバキにかっこいい!!!!!です!!!!!!半分が追い出しによる途中合流とは思えぬレベルの高さ……おれたちのしゅるごるは永遠……!!!!!!!
★MOVE
Cメロのグッコンとビョンチャンの振り付けで一晩酒が飲める。同い年の二人がこの振り付けしてるの好きすぎて無理。いろいろ考えてオタクはしんだ。
純粋に6人ともかっこよくて大好きです!
そして迎えた最終回。
デビューメンバーが決まり、複雑な気持ちを抱えつつ燃え尽き症候群のような状態で過ごしていた夏のある日、ある熱愛報道を耳にします。
②につづく